![]() |
050/042304 |
こんにちは!黒田ハイパーリミックス倫弘です。 あいもかわらずスタジオからお送りする今週の無限スポンジ。 実はこの間ビデオ撮りました。と、言っても新曲のビデオではなく、この間リリースしたリミックスDVD「XXX the Video」に入ってる、「NH2〜RE-NEGATE DIVE〜嵐が丘」のアナザバージョンのための撮影。こんどのMORPH-INNでXXXのextraナイトに使おうと作ることにした。 「RE-NEGATE DIVE〜嵐が丘」は、同性愛をイメージして書いたと言ったことがあるんだけど、これは本当に僕の観念的なものだ。たとえば一般常識というものが万人の共通理解としてあったとして、そこからはみだしたものは、「理解できない」と思われたり、常識的なものとは異なるという意味で「異常」だ。理解されなくても異常だと言われてもいいけれど、「それが悪いことだ」ということの理由にはならないのじゃないかい?と思う。人に迷惑かけるかどうかということは、また別の問題として、大切なことだけどね。 好きになってはいけない人を好きになっちゃったらどうしよう。絶対添い遂げられない人を愛したらどうしよう。そういうテーマは、つど僕が歌詞を書く時に出てくる。僕も含め、自分の感情や感覚が、これってあり?と若干不安になる場面は誰にでもあるわけで、仕事場でおこるオー人事オー人事な出来事に、もう絶対辞めてやる!と思って、しばし、ここで辞めたら負けかな、いや、自分の生き方を貫くために辞めるべき、でも、自分が良くないってことはないかな、でも…なんて考えることあるんじゃない?自分らしく生きようとする欲求も、この人を愛したいという欲求も、違うようでいて同じだとも言えるし、相反しちゃうこともある。そんな、見方によっちゃ障害だらけの人生のもやもやを突き詰めていくのが歌詞書き作業なのかも。突き詰めていったら自分が男を愛したらどんなだろう、どんな風に喜びどんな風に苦しみ、どんな風に明日を見るのかが歌になった。 で、そのビデオは、「XXX the Video」の中に入っている映像の世界の中の僕を、映像の外にいる僕が愛し、抱き合おうとしている状況を描こうと撮影されたものだ。愛し合えるのかはわからないけど、愛しくて想い止まず、自分のココロを掻き乱される一時の不毛と激情を「演じた」。つい今しがたオギが編集し終えてもってきてくれたんだけど、ここに映し出されている奴は本当に美しくも狂った愛の虜だ。と、そんな風に別の目で自分を見ることができるようになっていなかったら、僕はこれだけ曲を書く前に破裂していたかもね。 オギクボマンはそんな僕の深意を汲み取って、僕自身の姿をリミックスしてくれて、「XXX」と「the Video」を楽しんでくれた人にはビビッとくる荒々しい仕上がりになったよ。 今は、その「XXX」ライブ用の音源作りでCH@PPYのとこにきてる。暗黒サイドの黒田を表現中デス。 アルバムは4.5割ぐらい。 さて、ラーメンでも食べにいこうかな。 |
無限スポンジmenu |