Bali 2002 Schedule Log

FEB 03 S    
schedule
6-8 移動
8:30 成田集合
11-20 デンパサール空港到着
21-26 ミーティング&食事
meal 朝:天ぷらそば
昼:ジャカルタ空港のChicken noodleと機内のチキンソテー
夜:ハンバーガー&クラブハウスサンド
episode

ギリギリの出発になってしまい、かっとばすクロダ号。東関道は途中からバケツをひっくりかえしたような雨。(サイパンにでかける時もたしかそうだった。)「こういう天気の時の運転て一番苦手」といいながらも一路走ってくれた。なんとビデオチームの夏野さん、添野さん、ナベさんと待ち合わせ場所に一番のり。

無事出国審査をすませ機内へ。もうぎりぎり!というのはクロダのおねむ度。ゲートに向かう道程でも、どんどん顔が赤くなっていき(体温があがっていってるらしい)、目が閉じそうな具合で歩いてる。「ぜったい1秒でねむれる。」と半分思考停止状態。案の定、クロスタの知る限りでは離陸前にマスクで大事な商売道具(のど)をまもり、最近お気に入りらしいミリタリータイプのフード付きコートをがっしり着込んでマスク、は、とてもこれからBALIに行く人とは思えません。

このバリ便、ジャカルタ経由になるのだけど、ジャカルタまでの8時間弱、一度も起きる事はありませんでした。

「はらへったー、なんかそれ風なもん食べてみよう」とジャカルタ空港内カフェテリアでインドネシア風チキンヌードルを食す。こういう時、あんまり冒険しない人なのかと思っていたのだけど、そうでもなかったんですね。サンドイッチだとかバーガーだとか、かけうどんだとかのメニューの中で、そのメニューにいくとは。「けっこういけてる」座っているだけでじっとりと汗をかくような、湿度の高い空港レストランで、「うわ、もう生温い」とさっき買ったばかりの生ビールとヌードルをいただいてました。ちなみに、そこまで機内でサーブされた2回の食事のことは知らなかったらしい。

現地時間20時過ぎ、無事バリ島、デンパサール空港へ到着! 雨。それもバケツクラスのすごい雨。街の灯りも、匂いも、人々の色合いも、座り方すら、今までいったことがあるどの国とも違って、簡単に言ってバリっぽい。「すげー雨。いつもこんななの?」何度かバリを訪れたことがあるスタッフも雨季は初めて。2〜3日、みんなが到着するまで、日々の雨がどんな感じなのか、体感して、もろもろのイベント内容に微調整を加えようと打ち合わせをする。

明日から3日間。みんなが到着する日まで、クロダチームはビデオクリップの撮影にどっぷりの予定。とにかく明日は9時集合出発で、と。

夜中24時あたりからビリヤードに興じるクロダチーム。

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photo

 

FEB 04 M    
schedule
9-18 ロケ(ヌサドゥア〜ブラタン湖〜廃墟ホテル〜植物園
18-19 ホテルロケ
20-22 食事
22-24 ビリヤード
meal 朝:ホテルのビュフェスタイル朝食
昼:ナシゴレン
夜:シーフードのバリニーズスタイルレストランで
episode

いや〜、晴れました。すばらしい。

バラード曲のメインショットをとるべく、バリ島真ん中あたりに位置する湖までロケバスを走らせたものの、イメージとあわなかったかめ、ロケハンをすすめながら、その場その場で撮影も強行していった。

湖畔でゆでとうもろこしを発見し、たべたい!と言い出したのはクロダ。本当に好きなんですね。「おうっ、本当に好きだよ」と自慢げにガシガシたべていた。バリ島にはとうもろこし畑も多いのだが、日本みたいに甘くはない。くだものもそうで、日本の品種改良で甘く美味しくなっていったくだものとは違った天然な味が楽しめた。

ペロッとたいらげる。

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撮影風景をちょ======っとだけ。

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途中ドシャブリの雨。雨カットもとりたいね〜などと打ち合わせつつ植物園近くのレストランで食事。ナシゴレンを「辛っ!」とさけびながらも完食。つけあわせの青とうがらしピクルスにチャレンジ。↓の図。

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何ケ所かロケ場所を見つけては撮る。本日の最終カットはコレ。どんな曲で、このすばらしい絵がどんな色でどんな形でみんなの手元にとどくか、ちょっと気長にまっていてください。

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明日も早くから本日の続きを。夜もバリニーズを食し、ホテルのビリヤードコーナーヘ。負けた方が全裸でプールに入るという過酷な賭をしたものの、どしゃぶりの雨がやまず決行。

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この日撮影されたのは、ビデオ「幼い月」のシーン。1つは、褪せたモノトーンカラーのシーン at 廃ホテル。一つは、滞在ホテルの屋根の上の月のシーン。もう一つは、舗装をしていない太いまっすぐな道を歩くシーン。この道は今は幹線道路になっています。

 

FEB 05 T     
schedule
9-19:30 ロケ
20:30-22 食事
23-25 ビリヤード
meal 朝:マクドナルド フィレオフィッシュ
昼:チャーハン/蟹とアスパラのスープ/牛肉の黒胡椒炒め/青菜炒め
夜:イタリアンレストランでトマトのブルスケッタとペスカトーレスパゲティ、ラビオリのクリームソース
episode

マネージャーの寝坊で、モーニングコールが役をなさず、クロダも寝坊。とにかくメイクだけスタンバイしてGO。通り道のマクドナルドへよってもらった。こちらではマックよりケンタッキーフライドチキンの方が人気があるそうで、牛をたべないヒンズー教徒人口が影響してるのか。マックにはオリジナルメニューのbayamというおかゆのようなバリニーズフードがあった。フィレオフィッシュは全世界共通!と思いきやあげてる油がコーン油をまぜてあるらしく香ばしい。クロダは苦手だった模様。フィレオフィッシュをたいらげフライドポテトはちょっとのこしてた。ドリンクはコカコーラ。

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「〜みたいなとこありますか?」現地のコーディネーターにつたえ、車で行って、「お、あそこ面白そう。はいってみてください。」というような感じでロケ場所を獲得していく。

例えばこの巨大な砂山や、マングローブの枯れた湿地とか。

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あと2日間あるビデオ撮影日のスケジュールを考えつつ、今日とれるものは撮っちまおうと、一日中ロケハンしつつ、みつけては撮り。。。。夕暮れ時のスーパーカットはホテル近くの海で。その後ホテルのプールでごりおし交渉によりプールカットを無事撮影。

クロダは始終能動的に撮られていました。

移動中の車の中では大人しくパワーを貯え、じめじめとした雨季の町でエネルギー放出。

明日は、比較的ゆっくりなので、夜はゆったりビリヤードに興ずる。っていうとかっこいいけど、闘志むきだしで、夏野さん添野さんに挑みつづけてました。

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この日撮影されたのは、ビデオ「トカゲの陽」のシーン。1つは、最初のカットの砂山でロックジェットを掻き鳴らすシーン。1つは、古い家の軒下をバックに唄うシーン。この2つは、ファンの人にもみてもらった漁港のロケハンをしつつ、みつけた場所で撮影したもの。添野さんに初めてとってもらったスチール写真 at 海の上の枯れたマングローブの場面もこの日。曇り空の水の中に半分入って激しく唄う場面もヌサドゥアのビーチの端でこの日に撮影。もう1つは、ホテルのプールで撮らせてもらった、水が上から垂れ落ちているインサートカット。

 

FEB 06W    
schedule
10-13 オフタイム
14-17 ビラロケ
17-19 迷子
20-25 天気待ち
meal 朝:抜き
昼:クラブサンドイッチ
夜:ナシゴレン/ミゴレンほかバリニーズ
episode

今日はお昼時にホテルからビラへ宿替え。ビラの庭をつかってバラードショット。

比較的ゆっくりな行程のため、朝から遊びに興じる。

卓球

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ビーチバレー。「ボールはどこで貸して貰えますか?」

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夏野黒田組 VS.添野ナベ(アシスタントのナベサン)組で、ビーチバレー対決。

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足をとられてむちゃむちゃしんどい。汗だくになりながらも、ワンツーアタックができるようになりガッツポーズなクロダ。

ひと休みしようと海へ。

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「うに」を踏み、足の裏トゲだらけ。ライフガードに治療してもらってるとこ。

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手負いとなり非常にクロダ、ブルーな気分真只中。

「何がきらいって、トゲとか身体に入ったままっていうのが許せない」と、抜けないからトゲをくだいて代謝されるのを待てと言われたにもかかわらず、ビラにチェックインしてからも、ずっとトゲ抜きしていたクロダ。ビデオ撮影後も自分のベランダのチェアにあぐらをかいて、足の裏とむきあってました。

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夜、プールづかいのバラードショットを予定し、一同はじめてクタの町にお買い物にでかけることに。男子チーム女子チームにタクシー分乗しでかけた。ところが!!

男子チームが迷子に!? 夏野さんと添野さんがいるからなんとかサバイブするはず、と思いつつも「あの人たちぜったいビラの名前すら覚えてないと思う!」と女子チーム必死の捜索。スコールの雨の中「スリージャパニーズビッグボーイズはお店にいませんか?」とたずねあるく。

探す事90分。顛末はイベント終了したらかきまーす。もちろん無事みなさん御帰還。夜は猛スコールで撮影できず。

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FEB 07T    
schedule
9-10 朝食
11:30-13 ロケ1
13-14 ロケ2(イベント参加)
14-15 ロケ3(イベント参加)
15-16 ロケ4(イベント参加)
16-18 ロケ5
18-19:30 夕食
meal 朝:アメリカンブレックファスト(目玉焼き)
昼:マクドナルド(フィレオフィッシュ)
夜:パスタ/ケサディア/スプリングロール
episode

イベント初日=ビデオ撮影に参加してもらうことになっている。イベントスタート前から、侍ショット-1を撮りはじめる。

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イベントチームとは、エアポート近くの漁港(?)一昨日のロケハン時に見つけた場所。まったく観光とは無縁の、こんなことでもないかぎり行かないリアルバリな匂いのする場所にバス3台で乗り付けた『KURODA PARTY』御一行様。昨日遅くにバリ入りしたばかりの彼女たちを初日からこんなところにひっぱりだすのはどうだろう、と、撮影陣は心配してくれたけど、こんなことでも無い限り絶対いかない場所だし、それは土産話にしてくれるだろう、と、決行。漁港で働く現地のみなさんは悪そうなつっぱりくんたちだったけど、「なになに?」とギャラリーがどんどん増えて行った。撮影っていうだけでめずらしい上に、F66ギャルズと「サムライ」。

スタッフ含め紹介を終え、即行撮影に入る。「港走り」カット。カメラはさっきクロダが乗るためにつかったレンタルバイク(かなりボロいやつをとオーダーした)に夏野さんと添野さんで2ケツ。2ndカメラのナベさんは正面からフォローカットを面倒みる。

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漁港内町カットを何個かとって移動。

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次のシーンは、Kutaのお土産通りレギャンストリートで、参加者のみなさまにエキストラ出演していただきながら、町歩きを撮る。観光地でサムライをみたらどうリアクションをするか、をテーマにそれぞれ芝居をしてもらう。使いきりカメラで撮る人もいれば「おーサムライ?」と声をかける人、おおはしゃぎの現地ボーイズたちはかけよってきてカメラに「ぴーす!」(カメラで撮影されたみなさま、F66で写真コンテストやりますんで、1枚送ってください。「BALIフォトコン」係あてに2月末日必着)

イベントチームに先にビーチへ移動してもらいつつ、撮影隊は「小腹がへったし」とマクドナルドへ。クロダ侍の格好のまま、刀をさげたまま、レジカウンターでオーダー。店のあちこちから、カウンターでまちうけていた店員さんまで「さむらい?」と小声で会話している。普通なら「映画? 撮影?」となるところを「さむらい?」となる素のリアクションをカメラに収めつつ、オーダーをしていると、さすが我がチームクロダ撮影班、勝手にレジ内まで入ってレジ越しにクロダを撮る。「普通ならセキュリティーよばれるよな」と大喜びな添野さん。

密かにブームになっているBayamというお粥メニューをお願いした。

イベントチームがまつビーチへは、20分ほど待たせる形で到着。ここでもイベントチームに重大な役で登場してもらう。大成功!お礼のことばでしめてみんなを送りだし、撮影班は急ぎ次のロケーションへ。今朝のダメ出しミーティングの際に急きょきまったカット。ロケ地は作りかけで放置された狭い家をつかった。

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18時過ぎ全カット終了〜〜〜〜〜!

ビデオチームのフライト時間まであと1時間半。ビラのオープンダイニングデ、間を惜しんでビールと夕食を。

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いれかわるように到着したスチールカメラマンの小松さんを交えて、今日までこんな感じ、明日からこんな感じの説明と撮影ブレストを。

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この日撮影されたのは、イベントに参加してくださったファンのみんながエキストラで登場してくれる「侍Do it!」の1場面。このビデオの3分30秒あたりに採用。コマ送りすると自分がみつけられるかも?? 実はこれ以外にも、町歩きロケや、マクドでオーダーする侍とかいろいろやったんですが、編集で落とされちゃいました。(表参道ロケでも仮装したファンの方にご参加いただきました!!)
この日は、「トカゲの陽」のメインカット at 建築中の家の基礎のやぐらの部分で撮影したカットを撮影。(白い木が縦横に組み立てられてる場面です)

FEB 08F    
schedule
9-10 朝食
11-16 トークイベント
16-17 スチール撮影
18-21 ケチャツアー
22-24 ミーティング
meal 朝:アメリカンブレックファスト(目玉焼き)
昼:お菓子とかフルーツとか
夜:バリニーズコース
episode

11時すぎから続々クロダが宿泊するビラに到着するイベント参加チーム。10名弱のチームごとに約20分のおしゃべりタイムと2ショット記念撮影というのは概要。

クロダは9時に目覚め、ビラスタッフに朝食をつくってもらう。なんとか身支度をすませ、ルームクリーニングに入ってもらって、イベントタイムにギリギリセーフ。別に特にのんびりしているわけじゃないのに、動作もしゃべりものんびりになってしまう不思議なバリの風にふかれながらのおしゃべりタイムは、みんなから事前にもらっていた質問表に答えつつ脱せんしつつ。

この写真は、イベント後にビラでスチール撮影をした風景ですが、このクロダがねっころがっているソファがみんなをご招待した壁のないリビングルーム。

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前のハワイでのグループトークが5分めど+アルファだったから随分時間があるはずなのに、ヤッパリあっと言う間に時がすぎる。クロダは自分自身、この異国の湿度と食べ物にやられていたというのもあって、みんなが熱さにやられてないか心配していた。「でも、時間の流れが違って、どこかとても心地良い。」まさに、そういう時間を過ごしてもらえてたらいいのだけど。

2ショットポラは、この緑をバックにしたソファと、プライベートプールをバックにした屋外ベッドと、クロダルームの異様に広いバスルームにあるマッサージ用ベッドの3パターン。(結局ここでゆっくりマッサージをもらう時間はつくれなかったのだが)

午前中からはじまったトークタイム、16時に終わり、ビラはまたひっそりとした隠れ家にもどる。夜予定しているケチャ観劇ツアーまでの時間で、スチールファーストショット。

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ケチャは郊外の石造りのコロシアムで観劇。このツアーはクロダがもともとプライベートで行こうとしていたツアーに希望者がいれば一緒に、とお誘いしたところみんな参加することになったというイベント。バス3台をチャーターして、順繰りにクロダも乗り込んだ。

ケチャは、劇の音楽をガムランではなく男性パーフォーマーが「チャッチャッチャッ」と声で奏でるという独特のもので、ガムランも然り、そもそもがトランスミュージック。「やべ、眠くなってきた」というクロダの感想もある意味正しいのだ。想像していたほど迫力がなかった、というクロダにガイドさんは、確かにこれ当たり外れがあるんです、と説明してくれた。バリ島の田舎の方に、ケチャの劇団をもつ村があり、順繰りに全員でトラックにのって興行にくるらしく、「今日の劇団は男性の年輩者が多かったから、音量と迫力がかけていた」ようだ。ショウの構成には釘付けだった模様。劇が終わり、カーテンコール、そして記念撮影タイムに突入!とおもいきや「あのオヤジ早過ぎる!」とクロダ御立腹。カーテンコール中に記念撮影をしてもらおうと客席からステージにあがった男性に、あれじゃ喝采がだいなしだということらしい。ちなみに「主役の登場感がすばらしかった」というのがクロダの感想だったのだが、行ったみなさんいかがだったでしょうか?

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そしてツアーにインクルーズされたお食事は、リゾート地区内の「ケチャ」というレストランで。ここでもガムランとダンスが披露された。

幼稚園のころから全員がダンスを習い、秀でたものがダンサーになっていくという土壌のある分野とのこと。このレストランのダンサーたちも幼いながら既にプロの洗練された空気をもった素晴らしい存在感で、クロダは食事を忘れて見守っていた。

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ダンスが終わり、思い付いたようにみんなのテーブルに遊びに行くクロダ。クロダの来ているパーカーがイベントプレゼントのひとつ。気に入って結構着てます。

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夜中、ビラで翌日の撮影内容を確認して就寝。

photo

 

FEB 09S    
schedule
9-10 朝食
10-12:30 スチール撮影
13-15:30 ランチパーティー
16-20 スチール撮影
21-23 お部屋ほーもん
meal 朝:アメリカンブレックファスト(目玉焼き)
昼:Papa'sでイタリアンコース
夜:チャイニーズ(バンバンジー/おかゆが美味)
episode

午前中はビラ近辺でスチール撮影。今日ここをひきはらって、もう少し小型のビラに移る。

020905こんなにカッコイイカットのあと

020906なんでそんなことを?(はっぱたい)

020907これはカメショット。「こうやるとカメ?!」と言い出したのは、なんと小松さん。実はこのショットランチパーティー用のプレゼントポラに採用されてしまいました。マネージャーチェックでOKサインをだしてしまったクロスタもバリ滞在7日目。そんなこともおこってしまう不思議な島でした。(これもらった方、なにとぞ極々個人的にお楽しみください。)

昼すぎPapa'sへ。老舗のイタリアンレストランの2階を借りきったのですが、このパーティー用に?マークのオブジェで飾り付けてくれたのはレストランの計らいでした。こういうイベントパーティーは初めてと言っていたガイドさん&お店のみなさま。かわいらしいお客さんばかりですばらしいですと言ってもらえて、クロダもイベント制作班も鼻高々でした。

乾杯した後、機内カルトクイズ優勝者全7名にクロダとお揃いのパーカーをプレゼント。(下にある写真がそれなのですが、実は8枚しか作っておらず、優勝者とクロダと撮影スタッフで山分け、の予定でした。同率優勝者が7人以上だったらと思うと冷や汗もの。次のカルトクイズはもっと難しくしなければ)

お食事タイム。参加者全員からお名前とクロダへのコメントをビデオでいただきました。「こんなことでもなければ行かない人も多いだろうから」と決めたバリ島旅行でしたが、クロダ自身も、ここまで暑いとは思っていなかったというのもあり、「みんなだいじょぶかな?」と心配していたのも事実。ひとりひとりからちゃんと感想をもらおうという企画でした。おおまかに、バリにはまっちゃいましたチーム/キツイけど楽しんでるチーム/楽しいけどキツすぎるチームの3段階だったでしょうか? みなさんの笑顔はちゃんとクロダに届けます。

そしてお食事もおちついてきたところで、クロダ念願の一般常識クイズ! どんなに楽しみにしてたかというと、今年に入ってからことあるごとに、「ねー、"@"の由来知ってる?」「更迭って、正確にはどういう意味?」「領事館と大使館ってどういうちがい?」などなど、クロダなりに考えた出そうな問題をたずねるという行為をくりかえしていたぐらい。「少しは判る出題してよ」というアプローチだったらしいのですが。。。

そこそこの回答率で、当たれば大喜びのクロダでしたが、あまりにも真剣すぎて絵的にはイマイチ面白さにかけるものとなりました。

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今後の活動などを話し、今夜みんなの部屋に訪問したいと言い出し、急きょうかがうことに。オプショナルツアーの予定が入ってる人もいるとのことで、21時〜23時に設定。クロダはスチールロケからそのままみんなが泊まるアストンホテルへ直行することに決定。

020901これがプレゼントされたパーカーです。

夕暮れ時の街なかで撮影。屋台がならぶ普通の街角。どちらかと言えば、観光客より地元の人が集う場所をさがしてロケハンしつつ撮影という感じでした。

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チャイニーズレストランで時間調整してホテルへ乗り込む。ロビー近くのレストランではガムランが奏でられていて、柔らかくもあり駆り立てる感じもする不思議に高揚する調べに何度も振り返るクロダでした。

エンターテインメントワールドのスタッフ部屋で時間調整中、スタッフの上野さんにマッサージしてもらうクロダ。「しまった。ちょっとやばいかも。」タバコを吸うと風邪ひいた時の味がするんだよ、と言っていたクロダに今流行っている風邪にきく薬を都合してくれた上野さんが、「僕ちょっと勉強してたんで、よければ」と胃腸と風邪にきくツボを指圧してくれた。

020908昇天中。

みなさんのお部屋をめぐりめぐる。「ひとりで入るから時間になったらノックしてもらえれば」と言って。それぞれのいろんな思いを直接ききたいという、そもそもクロダがイベントを企画した1番の目的は、短い時間だったけど達成された模様。楽しんでくれたかどうかは、顔を見るのが一番なのだろう。

終了後、ロビーで一足早くビールモードに突入していた小松さんと合流してビラに戻る。明日が一番ハードな日になるから、と、全員でマッサージをお願いしようとしてたのだが、残念にもタイムアウト。実は出発直前に風邪でひどい熱だったという小松さん。「なんとかがんばりましょう」と早々に各自部屋へ。

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FEB 10S    
schedule
9-10 朝食
10-19 スチール撮影
21-24 マッサージ&お食事
meal 朝:おかゆ朝食
昼:マクドナルドでフィレオフィッシュ
夜:ビラでバーベキュー
episode

終日ロケ。朝食は、体調不良に陥りつつある状況も考えてお粥をいただいてみる。シンプルな白いご飯のお粥に、ボイルチキンやフライオニオンチップやらをトッピングしてあるもので、お腹にやさしい。

1stロケーションは4日にビデオ撮影でも行った、山麓にある建設中の巨大ホテル。ここは、1991年着工のホテルで外観はほぼできあがり、内装も大判の大理石が敷き詰められた最高級のホテルとなる予定の未だunderconstructionのホテル。資金がとぎれたせいで着工後、何度も建設中止を繰り返し、現在も少しずつ工事がすすめられているものの、「きっとしあがらないでしょう」と言われている大型ホテル。雨風にさらされた外観はもう年月を感じさせる風合いをもっていて、それなのに作りかけのこのホテル。「時がとまってしまったようだ」と。主がもどるのを待ち続ける紫禁城みたいだな、と。

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山を車で降りる事1時間半。ワニやらコブラやらの巨大オブジェがエントランスをかざる、ワニ園みたいな感じのアミューズメントパークっぽい場所、で、記念撮影。

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Denpasarの市場を目指して走っていると、町から結構離れたところに巨大なビル。これも建築中だ。

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余りにも好ロケーションがめじろ押しで、予定を2時間オーバーして、首都Denpasarに到着。念願のフィレオフィッシュ(今日は絶対マックにして。じゃないと多分力尽きる。は大袈裟ではなかった模様)でパワーを得て、市場ロケへGO。

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本日のファイナルカットは道ばたにドアもなく開けっ放しのビリヤード場で。3つしかテーブルのない小さな店。地元の悪そうな兄ちゃんたちと一戦まじえようと、オラオラオーラ爆発で乗り込んだものの、みんなニコニコに優しいひとばっかりでした。

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「へとへとざんす」天蓋付きのベッドへバタッと倒れ込むクロダ。バーベキューの夕食とお願いしたマッサージが一緒に到着してしまい、とにかく身体なんとかしましょうと、人生において3度目のマッサージ(含、上野さん)に身をゆだねるクロダ。

左の写真がクロダの部屋の入口越しにみえるマッサージガールズ(?)この部屋でクロダ小松の男性陣がマッサージを受けてました。(ちなみに、ちゃんとした普通のマッサージです。)「もっと足つぼやってくれたらよかったのに、力弱過ぎ」言ってみた?「・・・・」シャイデス。

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庭のプールサイドでぼーっとひとりで。なにやら明日の撮影にそなえイメージをまとめていたらしい。「明日、あの工事中の家に行く時、音も流せるようにできる?」と。

小松さんと翌日のロケ内容を確認し、就寝。

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FEB 11M    
schedule
9-10 朝食
10-13 ロケ撮影
13-14 食事
14-16 ビラ撮影
18-21 マッサージ
22-24 お食事
24-27 ひたすら待ち
meal 朝:アメリカンブレックファースト(サニーサイドアップ)
昼:ハンバーガーとナポリタン
夜:日本食(天ぷらそばほか)
episode

晴天なり。雨・雨・雨ではじまったバリdaysも最終日にして、雨の匂いひとつしない最高の晴天。初日から目をつけていた、赤い壁の前で撮影。

ロケハンって面白いもので、車を走らせながら、関係者全員で目を皿のようにして、左右の景色を追うところから始まり、「ね、さっきのとこおもしろそうだったよね」という意見が2〜3人合致すると、帰りよってみようということで決まっていく。この赤壁は、クロスタ的にお気に入りの場所だったのだが、ビデオ向けじゃないため、小松さんが合流したら!と楽しみにしていた場所。案の定、合流当日の移動中に「ここ、いいですね。」と。そういう合致はなんだかとてもうれしいものだ。クロダは、といえば、被写体に専念しようと、ロケハンには一切口を出さない。それがクロダなりのスタッフへのリスペクト&おどし(シチュエーションはもってこい。おれは最高に写るから、といういい意味の戦わせ場所でもあるんだろう。)

ビデオカメラをセッティングしていると、やおらフレームイン「青森県からきました。くろだみちひろです。」と青森出身の方がきいたら激怒しそうな、クロダ的に方言風な自己紹介をし、ペットボトルで尺八をふく真似をした。その後、フレームアウトフレームインを繰り返し、いくつかネタらしきことを披露してたけれど。不発。

新曲ビデオのメインカットを撮った工事中の建物で、曲を流しながら、身体いっぱいで音を表現するクロダ。実際ビデオの時もすごかったんだ、ここ。音と自分とカメラを持つ夏野さんや添野さんやナベさんと、カチッとハマる感じで。だからここでもう一回撮られたかった、と。息をのむようなセッションだった。フィルムが何本もつかわれてた。

「外終了〜〜〜」ビラにもどる車の中。撮られるクロダにモニターがみえるようにとカメラをむけてたらこんなものが撮れていた。口半開き、目の焦点があってない赤ちゃんな顔(寝起きの顔はこんな感じ。歩き方もまだ知リマセン、みたいな、ある意味無垢な???リープ用語でオバカプーなクロダ。無垢なかわいらしさを表現したことばのつもりなんですが、つたわるといいな)右のやつは、ヨクワカリマセン。

ビラにもどりこんな感じの、イケテルやつを。

プールで衝撃(?)ショットを撮った後。

クロダ曰く、じゃないや、小松さん曰く(小松さん、めちゃクールで寡黙でかっこいい人なんですが、時々不思議なテンションに突入されます)「キャタツビクス」を紹介中のクロダ。モザイクかけるとどうしてもみたくなるもんですね。(特にかくさなければいけないものが写っているわけではありません。あしからず)

その直後に、かなりいってるキメなショットをいくつか撮影し、全行程終了!

乾杯!

これはちなみにクロダ愛用のスタッフTシャツ。今回グッズ出現率が異様に高く、相当気に入ってるのかときいてみたところ、「洗濯が追い付かなくなった」「パジャマのつもりでもってきた」ものだったらしい。結局この姿で日本にもどることに。


パッキングをすませ、エンタすーさんを待つ。そこに衝撃の事実が発覚。クロダ帰国予定のガルーダ便が「機材故障で、夜中の3時出発に延期されました。」異様に落ち込むクロダをはげまし、同時刻JAL便で出発予定だった小松さんを送りだし、時間潰しにビラのエステ3時間コースへ向かう。いわゆる、テレビの旅ワイドっぽい番組で、バラエティアイドルちゃんや、女優さんが、体験してみせてくれるようなあのフラワーバスな感じのやつ!?でした。「おれ、爪みがかれたりすんのやだよっ」と言い残し、メンズルームへ。きいたところによれば、左右がヒモの恥ずかしいものを着けさせられ、昨日と同じマッサージにスクラブ(塗られて、こすられて、ぼろぼろおちてきて、そのあと白いの塗られた。寒かった。とのことなので、全身スクラブをやったあとにトリートメント用に全身パックしたっていうことだと思うんですが。)サウナにフラワーバスというフルコースを経て3時間後ロビーで見たクロダはツルピカうまれたてでした。「マッサージがよわいんだよな〜」言った?「・・・」マッサージにかんしては鎖国したままだったようです。

おみやげに籐製品を買い、すーさんの「最終日ぐらいご招待させてください」に甘えて、日本食をいただく。「去年も、最後にくっちゃったんだよな〜」とは、帰国後の楽しみにとっておきたい大好きな天ぷらそばのこと。いただいてました。

レストランを追い出されたのが24時前。気の遠くなるような3時間をすごし、搭乗。クロスタが知る限り、成田につくまでの8時間(不幸中の幸い、で、直行便になりました)何も口にすることなく、ただただ眠ってました。

おつかれさまでした!

あらためて、イベントに参加してくれたみなさん、撮影に協力していただいたみなさん、ありがとうございました。

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